2009/12/28

今日は仕事納めだ。納会をやって,気持ちよく酔っ払ってしまった。明日から休みということで,血迷って真面目なことを書いてもいいだろうか。
という出だしから訳が分からないが。このブログでは初の試みである。

度々 話題に上がる著作権にまつわる金の流れの問題。

著作権協会はとにかく「金をよこせ」と主張しているが,その流れが分からない。

ちょっと話がそれるが,僕はIT関連の業界で働いているので,パソコンのデータのバックアップには気を遣っていて,いつもバックアップするデータの中には,今まで購入した音楽CDからリッピングしたデータも含まれている。僕は古い人間で,物理的なメディアがないと不安になるので,iTunesに代表される,音楽のダウンロード販売というものを信用しておらず,欲しい曲があれば必ずCDを購入するようにしている。つまり僕のパソコンの中に保存されている音楽データは 元になるCDもすべてウチにあって,単に外出する時に聴きたいためにリッピングしたものだ。

そのような背景があるため,ダウンロード販売でもCDでも,自分が払ったお金の幾らかがそのバンドもしくはミュージシャンに渡されて,それが彼らの活動資金になるというのは納得だ。そのために僕が支払うお金をケチる事はない。

しかし,この度は見送られたが,彼らはiPod等のデジタルオーディオプレイヤーにもお金を上乗せしようと画策している。
仮にそれが実施されたとして,さて上乗せされたお金はどのバンドにどれだけ支払われるのだろうか?それを彼らは明らかにできるのだろうか。なにしろまだ何の音楽も画像もそこに記録されていない状態だというのに。

もちろん違法に音楽や画像・動画を取得することはダメだ。それを擁護するつもりはまったくないが,以前 販売されていたコピーコントロールCDの時と同様,まっとうにCDを入手した人間がもっとも損害を被る仕組みはいかがなものだろう。結局 彼らは「違法コピーを撲滅する」事には関心がなく,「違法コピーされることを前提としてすべての人間から金をむしりとる」ことを主な目的としているとしか思えないのだが。

僕のような青二才がこのような疑問を提起したところで(さらにいえば,こんなことは既に散々議論されているにもかかわらず,彼らからは何の回答もない事からも明らかだが)彼らには痛痒も感じないのであろうが,彼らが組織として健全でありたいと願うのならば,少なくとも一般市民が支払ったお金が誰にどのように分配されているのかを公表してもらいたい。それも「権利者」などという曖昧な名称ではなく,どのレコード会社にどれほどの割合で支払われ,さらにどのバンドにどれほどの割合で支払われるのか,を明示すべきではないか。
確かに一般企業でも「誰にいくら給料を払ったか」を公開することはないが,社員が正当な給与をもらえないならば,然るべき組織に助けを求めることができる。それに対して著作権者は,自腹で弁護士を雇いでもしない限り,誰にも助けてもらえないのだ。お金を払う側も分配される側も,それでは納得できないだろう。

蓮舫さんがこの団体のムダをバッサリ切り捨てれば,きっと人気もうなぎのぼりだと思うのだが。

いけない,真面目なことを書いていたら頭が痛くなってきた。
慣れないことはするべきじゃないということが分かった。

2009/12/22

僕の母親は家電製品や その他機械などの扱いが極度に苦手で,度々 僕に相談の電話をかけてくる。使い方が分からない時はモチロンのこと,新しい製品を購入するべきかどうか迷っている時にも相談してくるのだ。
そういうケースの時は,「○○っていうのを買おうかどうしようか考えてるんだけど,どう思う?」という質問を投げかけてくるので,僕が「必要ないと思う」と正直に答えても,大抵の場合 しばらくするとそれを買っている。

なら訊くな。

さらに,その新しく購入した製品,つまり僕は一度も見たことがないものなのだが,その使い方が分からない時にも相談されるのだ。

だから知らないって。

それでもどうにか製品名や型番を聞き出して,マニュアルをネットで探したりして対応するのだが,今度はマニュアルに書かれている用語が少しも理解できないようだ。
最近,母親は車を買い換えたそうで,カーコンポの音量を調節する方法が分からないとか。おかげで街宣車のような大音量で音楽をかけながら走っているらしい。

2009/12/03

先日,あるラーメン屋で昼食にした。
その店では現在 期間限定で「五目あんかけラーメン」というメニューを提供しているようだ。店内にポスターが貼られていた。しかしこのポスターには「10品目の具が自慢」という趣旨のうたい文句が書かれていたのだ。

なんと謙虚な姿勢であろうか。
10品目も乗せているのに「五目」を名乗るとは。
人間もかくありたいと思わせる,素晴らしいキャッチコピーだ。

と,いたく感動してこのメニューを注文してみた。

味は僕の好みじゃなかった。