2006/02/17

金の斧と銀の斧の話では,正直に普通の斧を落としたと言ったきこりが金の斧と銀の斧を手に入れ,ウソをついたきこりは何ももらえなかった。
正直者であることの益を強調した話で,それはいい。

気になるのは,池の中で神様は何をやっていたのかということだ。

だいたい誰も池のほとりに来なければ,神様の出番はいつまでも訪れないわけだ。ヒマだろうなぁ。
そもそもどんな斧を落としたか知ってるなら,はじめからその斧を返してやれ。

ということは,金の斧と銀の斧は,きこりがヒマつぶしに付き合ってくれたことに対するご褒美なのではないか。もしくは,どこかから盗んできた金の斧と銀の斧の処分に困って,きこりに押し付けたのではないか。

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